「イエス様を模範に」
聖霊降臨節第12主日礼拝
讃美歌 505「歩ませてください」

ペトロの手紙一 3章17-22節
今日の聖書箇所の17節に「神の御心によるのであれば、善を行って苦しむ方が、悪を行って苦しむよりはよい」とある。
私たちが召されたのはそのためだと、ペトロはそこでキリストの十字架の模範を取り上げ、そのキリストの打ち傷のゆえに、あなたがたはいやされたのですと語ったのである。
ペトロは19節から21節でノアの箱舟の事実によって説明を加えている。なぜペトロはノアの箱舟を引用し、励ましについて語っているのか。
それは、彼らがあのノアの箱舟によって救われたわずか8人の者たちに希望を見い出しているからだ。
私たちに求められているのは、私たちがどのような状況に置かれていても、私たちの心の中でこのキリストを主としてあがめることが大切ということである。
もし私たちが正しいことを行いながら、それでも批判を受けたり、攻撃を受けるとき、私たちはその時をどのように乗り越えればよいのだろうか。
確かに、自分にとってマイナスな事を言われ、不遜な態度を取られれば、恐怖や不安を感じたり、やり返したくなることもあるかもしれない。
そのような時に、改めて考えたいのは、イエス様の姿勢である。
イエス様が十字架へと歩まれた時、いわれのない罪のために死刑判決を受け、会衆らに誹謗中傷されても、そのネガティブな言動に対してネガティブな言動で返すことはなかった。
むしろ、自分を攻撃する者のために十字架の上で祈るイエス様の姿があった。
そのような歩みを進めたイエス様に適う存在はいない。私たちにはそのような最高の信仰のモデルがいるのである。
そのイエス様の姿勢、信仰に従う歩みを進めていきましょう。
牧師 三浦 啓


