「平日ランチ800円コーヒー付」元日礼拝
降誕節第2主日礼拝
讃美歌486「飢えている人と」

マタイによる福音書22章34-40節
明けましておめでとうございます。2022年が終わり、2023年の新しい朝を迎えました。
今日の聖書箇所は、イエス様に敵対するファリサイ派の人々がイエス様と対話をする場面である。
一人の律法の専門家が、イエス様を試そうとして尋ねる。「先生、律法の中で、どの掟が最も重要でしょうか」。
これは律法の中で一番大切とされている掟を答えさせる質問なので、敵対する者を困らせるには簡単な質問のように感じる。
もしかすると、サドカイ派の人々もファリサイ派の人々もイエス様が何を大切にしているのかを全くわかっていなかったのかもしれない。
イエス様が律法について何の知識も持たずに独自の信仰を言い表し、罪人と敢えて交わったり、律法を軽視するような言動を繰り返しているのだ、と思っていたのかもしれない。
それだけに、イエス様の完璧な答えにサドカイ派の人々とファリサイ派の人々は驚いたことだろう。
イエス様は、心で感じる面、頭で考える面で、すべてにおいて神様を愛することの大切さに言及している。それに次いで隣人を愛することの大切さについても答えており、サドカイ派やファリサイ派の人たちにとってもツッコミどころの無い答えになっている。
今日の宣教題を「平日ランチ800円コーヒー付」とした。これは、私が学生時代に働いていた京都の割烹料理屋で、ランチタイムに店の前に張り出されていた紙に書かれていた言葉である。
店の大将が、儲け度返しで、来てくれるお客さんのために決めた値段設定である。私は大将のこの値段設定に、隣人を心から愛すことを実践する姿勢を見た。
新しい1年も、皆さんも片手間で愛するのではなく、積極的に愛する歩みを進めましょう。
牧師 三浦 啓


