「どんな土台を」

復活節第3主日礼拝

マタイによる福音書7章24-29節

今年度の年間聖句は「そこで、わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。」である。
桐生東部教会は今年度いよいよ大きな事業に向けて動き始める。その中で、より確かな土台を築くために、桐生東部教会とにじいろこども園で交わりを持っていきたい。

建物を建てる時に、どのような土台を据えるのかは、実際の建物以外でも大切なことである。

私たちはそれぞれに得意なこと、不得意なこともあれば、育ってきた過程、信仰歴、価値観、性格などさまざまに違いがある。
今日の箇所で言う、岩を土台としている人もいれば、砂を土台としている人もいるだろう。しかし、その全員に共通するのは、その全員に晴れの日もあれば、曇りの日も、雨の日もある、ということだ。

「岩の上に家を建てた人に雨は降らない」とは記されていない。「砂の上に家を建てた人にだけ雨が降る」とも記されていない。
タイミングは違えど、一人一人に晴れの日、曇りの日、雨の日が与えられるのだ。もしかしたら、大雨や台風のような災害級の大変な状況に直面することもあるだろう。
その雨が降った時、私たちが課題に直面したり、挫折したり、不安の中に置かれる時、私たちの心の中に「しっかりとした岩のような土台があるか?」と問われているのだ。

これから桐生東部教会とにじいろこども園が共に歩んでいくが、皆で支え合い、祈り合いながら歩むために、また課題が直面した時にはみんなで乗り越えて行くために、確かな土台を築き、その上に素敵な教会と園舎を建てていきましょう。

牧師 三浦 啓