「朽ちることのない真理」

聖霊降臨節第3主日礼拝

讃美歌 403「聞けよ、愛と心理の」

ペトロの手紙一 1章22-25節

教会の大切な働きの一つとして伝道がある。なぜ教会は、伝道することを大切にするのか。
今日の聖書箇所の25節にあるように、「永遠に変わることのない」「主の言葉」を「福音として告げ知ら」せるためだ。
それは、その主の言葉、「真理」によって、人を一人でも救いたいという思いがあるからである。

23節に「あなたがたは朽ちる種からではなく、朽ちない種から、すなわち、神の変わることのない生きた言葉によって新たに生まれたのです」とある。
神様の言葉によって、新しい命になって生きていく、つまり新たな生き方を始めるのである。
新しい生き方とは、洗礼のことを意味している。教会と天国に籍を持つ者として生きることを意味し、自分は生涯、神様を信じ、神様の救いを信じて生きていくという決断のしるしにもなる。
そこで大切なことは、“受け入れる”という思いだろう。日々神様の救いを尋ね求めながら、救いの心理を自分の内に受け入れていくことが大切なのである。
私たちは真理を受け入れると、私たちの内に、「信仰と希望」と共に、「偽りのない兄弟愛」が宿る。イエス・キリストが私たちの内に住み、確かな兄弟愛がそこにあるのだ。

私たちは、この世界で、朽ちるもの、枯れて散りゆくもの、変わっていくものに囲まれながら生きている。
永遠なるものを探し当てた時、私たちは新たに生まれるのだ。永遠に変わらないものを知っている人は、憎しみに追いたてられず、絶望に支配されることがない。

私たちキリスト者は、永遠に変わらないキリストの愛を信じている。
イエス様とその父なる神様によって生かされ、愛されて生きている。この永遠に変わることがない、朽ちることのない真理を、胸にしっかりと抱きしめて生きていきましょう。            

牧師 三浦 啓