「偽りがない信仰」謝恩日礼拝
降誕前第6主日礼拝
讃美歌17「聖なる主の美しさと」

ヨハネによる福音書 1章43-51節
アンデレとシモン・ペトロに出会った翌日、イエス様はユダヤ地方からガリラヤ地方へ行こうとしていた。その時、フィリポに出会い、「わたしに従いなさい」と言われた。
私の想像だが、イエス様はアンデレとペトロから事前にフィリポのことを聞いていたかもしれない。そして、ガリラヤに帰るので、二人の知り合いで、同郷人であるフィリポを、「一緒に帰らないか」と旅の道連れに誘ったのではないだろうか。
フィリポは、ガリラヤへ帰る旅の途中で、イエス様の内に決定的な何かを見出し、「モーセが律法に記し、預言者たちも書いている方に出会った」と感じたのだろう。
他方、イエス様も、一緒に旅をする途中で、フィリポに何かを感じ、「わたしに従いなさい」と改めて声をかけたのだろう。
フィリポは、イエス様のことを旧約聖書が記し、預言している救世主と信じ、従って行くことを決断したのだ。
フィリポはその出会いを、自分だけで終わらせない。彼は、ガリラヤに帰り、友人であるナタナエルにイエス様について話をしている。
ナタナエルは ”よいものを見つけた” と言うフィリポの言葉に対し、「ナザレから何か良いものがでるだろうか」と疑問を呈し、否定的な態度を取っている。
百の言葉で説得するよりも、百聞は一見にしかずと思ったのか、「来て、見なさい」とフィリポはナタナエルに勧めている。
イエス様はナタナエルに出会い、彼の中に、誠実に神を探し求める姿勢を見出し、”まことのイスラエル人” と呼んでいる。
私たちも誠実に神を探し求める姿勢、信仰を大切にしていきたい。ナタナエルのように偽りがない歩みを進めていきましょう。
牧師 三浦 啓


