「Let it be」

降誕節第7主日礼拝

テサロニケの信徒への手紙Ⅰ5章16-18節

今日、私たちは敬愛するT.Kさんを覚えて礼拝を守っています。去る1月28日の早朝に、T.Kさんは急性肺炎のために天に召されました。78歳でした。

今日の御言葉に「いつも喜んでいなさい」とありますが、この御言葉は喜びを見つけ出す、喜びを生み出す歩みへと押し出してくれる言葉です。
T.Kさんを思い返す時、前を向いて歩む姿、ギターを弾く姿、楽しそうに歌う姿、嬉しそうにご家族や昔話をされる姿は、何気ない日常の中にも喜びを見い出す姿が思い出されます。

また、「絶えず祈りなさい」とありますが、T.Kさんは祈りを大切にする人でした。祈祷会でお祈りすることはもちろん、毎日の生活の中、教会の中でも祈りを大切にされていました。改めて礼拝と日々の祈りの大切さを教えられました。
そして、「どんなことにも感謝しなさい」とあります。T.Kさんとお話をする中で、よく感謝の言葉を口にしておられたのを覚えています。
T.Kさんから多く聞いていた話は、ご家族のお話でした。奥様との出会いと3人の素敵な娘さんが与えられたこと、かわいいお孫さんたちが与えられたことを本当に嬉しそうに話され、そしてご家族へ感謝する言葉を述べておられました。

今日の題名の「Let it be」とは「ありのままで」という意味です。天国でもありのままのT.Kさんでおられることでしょう。
しかしそれは、自己中心ということではなく、喜びを見い出し、祈り、感謝することを忘れない信仰者としての姿です。
在りし日にT.Kさんから教えられたことを胸に、T.Kさんの天上での平安を祈り求めつつ、歩んでいきましょう。

牧師 三浦 啓