「ある場所への導き」進学・進級祝福礼拝

復活節第2主日礼拝

マタイによる福音書7章7-12節

今日は「進学・進級祝福礼拝」として礼拝を守っている。
今日の聖書に、「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」とある。

厳しい現実に打ちのめされ、生きる喜びや明日への希望を探すことにも疲れ、閉ざされた門をたたいて開けさせようという気力さえ失うほどに弱り果てていた人々を前に、イエス様は深い共感を抱くと同時に、人々を追い込んでいる冷たい現実へ強い憤りをもって、これらの言葉を語られる。
「天の父は、求める者に良い物をくださるにちがいない」、だから失敗を恐れず、勇気をもって、前に進もう。
私たちには、神様という確かな後ろ盾がある、支えがある。だからたとえ失敗しても大丈夫。安心していい。恐れることはない。これがイエス様の呼びかけである。

私は、ここで大事なのは、まずは「一歩踏み出してみること」だと思う。私たちは「やってみたい」、「興味がある」と思っても、なかなか一歩踏み出せないことがある。
やる前から自分自身の頭の中や心の中であれこれ考え、「これは私には無理そう」、「これは難し過ぎる」と計算して、一歩踏み出すことも止めてしまうことがある。
世の中には、やってみなければわからないことはいくつもあるのだ。

次に大事なのは、「継続すること」だ。一歩踏み出したとしても、すぐに結果が出ないことはよくある。
私たちが一生懸命求めたり、探したり、門をたたくことによって、神様も私たちのことを一生懸命考え、最善の場所へと導いてくださる。
与えられた場所で、勇気をもって一歩踏み出し、希望を見い出していく、歩みを進めていきましょう。

牧師 三浦 啓