「熱意を持って」

聖霊降臨節第1主日礼拝

使徒言行録2章1-13節

今日はペンテコステ礼拝を皆で守っている。
聖霊をいただいた弟子たちは、霊の働きによって内側から突き動かされ、イエス様の十字架と復活の出来事を語り、イエス様が救い主であることを宣べ伝えた。
その言葉を聞き、「大いに心を打たれた」人々が3千人、この日にイエス様を信じ、洗礼を受け、弟子たちの仲間に加わり、エルサレムに最初の教会が生まれた。
その意味では、ペンテコステは“教会の誕生祭”と言ってもよい。

弟子たちが聖霊を受けた時、「激しい風」が吹いて来るような音が聞こえ、舌のような形をした「炎」が弟子たちの上にとどまったという。
それは、聖霊というものの激しさ、熱量、そのエネルギーを表わそうとした表現だろう。
その激しいエネルギーは弟子たちを内側から突き動かし、「ほかの国々の言葉」でイエス様のことを証しし、語らせるほどであった。

弟子たちが「ほかの国々の言葉」で話しだした、という現象は、外国語など知らないはずの弟子たちが、いきなり外国語をしゃべり出すという超常現象が起こった、という意味ではない。
たとえ未知の言語、未知の文化の人々にさえも、イエス様の救いを宣べ伝えていこうとする意欲、その熱意を表わしているのだ。
そのように原語という壁を越えて相手になにかを伝えることを可能にする要素の一つは思いと熱意だろう。
聖霊は弟子たちに思いと熱意を与えたのだろう。自分の知恵や人間の力だけではない働きが、要素が、信仰の世界や世の中にはある。
それを追い求め、聖霊に満たされ、一緒に熱意を持って「この教会、ステキだよ」と周りの人たちに語れる教会をつくっていきましょう。

牧師 三浦 啓